北陸新幹線の需要予測/収支の見通し
北陸新幹線は北陸地域に延伸されれば、大幅な需要が見込めます


北陸新幹線建設促進同盟会   



(1)北陸新幹線の需要予測結果

平成25年に上越、富山、金沢、福井までそれぞれ開業、また平成32年に大阪まで全線開業したケースを調査した北陸新幹線の旅客需要予測結果は次のとおりです。

                          (1Kあたりの平均の乗客数)

これらの結果より、北陸新幹線は北陸地域に延伸されれば、需要が増え、運輸省のモデルケースでの試算による収支採算の目安とされている1万人を大きく上回ります。

(注1)調査の手法
地域間の交通量とそれぞれの地域における人口および県内総生産との相関関係を求め、人口及び経済の伸びを考慮して将来の地域間の交通発生量を想定した。
(注2)前提条件
北陸新幹線の速度は、最高速度は時速300K、表定速度は時速240Kとした。
(現在山陽新幹線を走行している、500系車両を想定)



(2)北陸新幹線の収支の見通し

需要予測結果に基づき、平成25年度に長野から福井まで開業した場合の収支を予測した結果は次のとおりです。

 【参考】平成25年度の高崎〜福井間の都市間の需要は次のとおりを見込んでいる。 
     高崎〜福井間の平均 29千人/日・往復
      (内訳)
       高崎〜長野  38千人/日・往復
       長野〜福井  26千人/日・往復

(注1)この資料は平成9年4月運輸省の試算モデルに基づき、新幹線を建設し、並行在来線を経営分離した場合の当該新幹線の区間の収支と関連線区の収支を合計したものから、新幹線が設置されない場合の並行在来線の収支と関連線区の収支を合計したもの、すなわち収支改善効果を計算したものである。

(注2)収支および費用の原単位については、おもに旧国鉄の資料をもとに、物価変動等を考慮して、算定した。

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