3.商業施設(業態)毎の買物内容


(1)ショッピングセンター・スーパーマーケット・ホームセンター

 買物内容で最も多かったのは「日用雑貨品」の62.0%で、次いで「生鮮食料品」、「生活雑貨品」と半数を超え、「惣菜・調理食品」48.6%、「軽衣料・下着」44.0%と多くなっている。

逆に、「ブランド品」、「家具」は10%を下回り、「アクセサリー」や「時計・貴金属」も10%を少し上回るにとどまった。
 

(2)百貨店

買物内容で特に多いのが「贈答品」の42.0%、「ブランド品」の34.7%で、「靴・バック」、「婦人服」、「アクセサリー」が20%台とファッション性の高い商品があげられている。



(3)福井駅前の商店街

 福井駅前の商店街にはファッション関係の専門店が集中していることから、「靴・バック」が38.5%、「婦人服」が32.1%と高く、「ブランド品」22.6%、「アクセサリー」21.4%の順となっている。

 逆に、「生鮮食料品」や「惣菜・調理食品」などは5〜6%と低く、来街頻度の低下の要因がここから伺われる。


(4)郊外の大型専門店

 郊外専門店で購買される割合の高いものとしては、「家電製品」が約半数に上り、次いで「紳士服」、「家具」、「酒・ビール類」と続いている。 逆に、低いものとしては「ブランド品」、「贈答品」、「化粧品」などがあげられる。

 

(5)近くの商店街、商店

 やはり最寄性の高い食料品や飲料、日用雑貨が高くなっているが、その割合においてはショッピングセンターやスーパーマーケットを下回っている。

ファッション関連商品については非常に低く、「家電製品」や「下着」なども10%を下回っている。
 
(6)コンビニエンスストア

コンビニエンスストアで購入される商品を品目でわけると少なくなるが、お弁当を代表とする「惣菜・調理食品」が最も多く、「酒・ビール類」、「日用雑貨品」と続いている。