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【8月号の表紙】
働く人、輝く人 -27- 「宮大工」 福島県出身の矢吹さんは10年間大工として一般住宅を手掛けていましたが、ある時、日本の木造建築に魅了され伝統的文化財の補修を手掛けたいと思うようになりました。ある方に相談したところ、「それならば、日本建築の基礎を学ぶべき」と言われ、一念発起し宮大工の道へと進みました。 今までに携わった寺社仏閣は、北は北海道から南は沖縄まで全国におよび、取材に伺ったときも関東方面の寺に納める門の製作の真っ最中でした。製作したのは1枚400sのけやき門の扉が2枚です。 「宮大工が作る建物は100年以上残っていく。自分も親方に習ったこの技術を未来に伝えていきたい。良い縁があれば後継者を育てたい」と力強く語ってくれました。 [撮影協力] 大工 矢吹 |
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