製品分類化学・プラスチック 
加工技術分野プラスチック加工／その他加工(熱硬化性樹脂の成型) 
特許有  実用新案無

プラスチック材料は、熱可塑性樹脂と熱硬化性樹脂に大別されますが、日本のプラスチック原料の92%が熱可塑性樹脂で、熱硬化性樹脂はわずか8%にすぎません。
射出成型で短時間に大量生産できる熱可塑性樹脂に対し、熱硬化性樹脂は液体原料に硬化剤を加え、ガラスモールド(鋳型)の中でゆっくり加熱する必要があり、鋳型や装置コストが低い利点はあるものの、約20時間以上の加熱時間を必要とするため、短納期や大量生産にはあまり適していません。
しかしながら、熱硬化性樹脂の特徴として、光学性能・耐熱性・耐薬品性・加工性などの優位性があり、当社はこの熱硬化性樹脂の成型に特化したコア技術を長年蓄積しています。