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実績紹介

■ アントレ・キッズ in 酒生小学校

アントレ・キッズ in 酒生小学校
開催日
平成22年11月20日(土)
場所
酒生小学校
担当
保護者企業7社+福井YEGサポート

20日(土)、酒生小学校にてアントレ・キッズが開催されました。今回は児童のお父さんやお母さん方が講師を務めるということで、青年部は開催までのバックアップと当日のお手伝いを行いました。

22年度酒生幼・小学校PTA活動方針を「~家庭力・大人力を伝えよう!~ 時代の変化に対応、適合させる部分と、変えてはいけない部分をしっかり、保護者が学び気づいた事を児童・園児に伝え、行動する力を結集させよう!」としPTA教育企画委員会が中心となり実施した企画です。

       

6年前に酒生小学校PTA企画にて、福井商工会議所青年部(福井YEG)が協力し、アントレ・キッズを開催しました。大変好評を得て、子ども達、保護者そして教職員の満足度も高い企画となりました。今回、酒生幼稚園・小学校PTAは、6年間の歳月を経て、保護者の機運も高まる中で、保護者自らが講師役となりアントレ・キッズを開催いたしました。

       

これまで、キャリア教育においては全国的にも学校中心の企画、対応が多く、また、PTA事業においては外部講師をお願いしての企画がほとんどです。本企画は、保護者自らが、自分達の子ども達に、親の仕事感を伝え、お仕事について考えさせるだけでなく、保護者としての家庭力、大人力向上にもつなげていくアントレ・キッズとなりました。

       

福井YEGが築きあげてきたアントレ・キッズの理念を、保護者がしっかり受け継ぎ、地域と子ども達の未来を開く熱い企画となりました。福井YEGは、当日までの授業構成のバックアップを実施、当日は、授業をじっくり拝見させて頂きました。

       

まずは全員が体育館に集合。校長先生、山本会長、当会メンバーでもあるPTA会長 清川君の挨拶後、各教室に分かれて授業が開始されました。




【幼稚園・1年生クラス】地球にやさしい古着屋さん(人から人へのお手伝い・やさしさリサイクル)

私が取材した幼稚園と1年生の教室のおしごと探検は「古着屋さん」でした。キングファミリーの増田さんが講師を務め、子供達にリサイクルのお仕事を伝えました。

このクラスは幼稚園と一年生が対象ということ、さらにテーマが「地球にやさしい古着屋さん(リサイクルは地球温暖化を救う)」ということで、開始前より「伝えるのが難しそうだなぁ…」と思っていたのですが、始まってみるとなんのその。子供達への「話しかけ方」「言葉の選び方」「視覚への訴え方」等々、増田さんの力量に度肝を抜かれました。

まるで百戦練磨のアントレ講師のような進め方、そして内容。圧巻だったのが、地球を水槽にみたてたジオラマを用いて、温暖化が進むと地球の陸地がどうなるか…という場面の演出でした。

キングファミリーさん独自のリサイクルシステムも伝えておられました。着れる古着は販売し、着れないものはカーシート資材や産業用ウエス、小物入れなどに形を変えることを、生まれ変わった実物を見せながらの説明で非常に分かり易かったです。

そして体験も忘れていません。古着を切り取り、クロスを作り、実際に拭きそうじをし、おしごとの成果として持ち帰れる。締めくくりには「ありがとう」といってもらえるのが仕事の喜びであると、「ありがとう」は魔法の言葉であると、働くことの根本的意義をしっかりと伝えておられました。

アントレキッズのお手本のようなその内容に、私自身が勉強になりました。帰ってから自分のアントレキッズ企画書を見つめ直したのは言うまでもありません。自分はまだまだアントレ・キッズ新米講師、頑張れねば!!

【感想:佐々木俊一】


【2年生クラス】介護の仕事体験

介護士の鷲山さんが講師を務められ「車いす」の説明より授業が開始されました。「自由に体が動かせない人のお世話をする仕事です。」と仕事の内容を簡潔に説明された後、児童に実際に「車いす」を押してもらうなど、介護の仕事の大変さを体験してもらいました。

次に施設「ディ・サービス」の1日の流れについて説明いただきました。1日の最初はお年寄りのお迎えで始まり、検診、お風呂、昼食、お昼寝、レクリェーションの順に進んでいきます。特に印象に残ったのは「お風呂」の介助の大変さでした。施設のお風呂には、通常では見慣れないような手すりが施されており、足腰の弱ったお年寄りが怪我をしないよう十分な配慮がなされているのは印象的でした。

その後、児童たちは「介助用流動食」を体験しました。それはなんと「お茶」。通常のサラサラとしたお茶では、お茶が肺に入り、肺炎を起こす可能性もあるため、そのお茶の中に特殊な粉末を入れて、ゼリー状にしてお年寄りに飲んで頂くとのこと。その工夫の細やかさには驚きすら感じました。隣同士の児童が向き合い、お互いの口に流動食を入れていく体験も実施。児童達は楽しそうでしたが、高齢者介護の実際を体感できたのではないかと思います。

最後に鷲山先生は「この仕事は大変だけれど、お年寄りの方から『ここに来て楽しい』『ありがとう』と声を頂いた時は、この仕事を選んで本当に良かった。」との感想を述べられました。これから、ますます日本は高齢化社会が進展して行きます、このような社会情勢のもと、これからの若い方が高齢者介護に関心を持つことは重要であると思います。本当に素晴らしい授業でした。鷲山先生ありがとうございました。

【感想:松田将裕】


【2年生クラス】型を使ってものを作ろう

(株)松浦機械製作所の山形さんの講義に立ち合わせていただきましたが、講義の内容も難しい単語を噛み砕いて説明しており、子供たちへの話の振り方がうまく、授業を受けている子供達も楽しそうに講義を聞いていました。

自社の型抜きで製作した複雑な形状のオブジェクトや実際に使用されているエンジンのパーツの一部を展示するなど、なるほど、すごいなぁ~と思わせる工夫もしっかりされており、私自身勉強になる講義でした。

【感想:宮永真孝】


【3年生クラス】オフィスの「困った」を解決。最新のカラーコピー機でオリジナル下敷き作り

私は、前週に行われた講師リハーサルでアドバイスした福井キヤノン事務機(株)城鼻さんの授業を拝見することとなり、前回の内容からどのように変わったのか興味津々でした。

児童を引き付け、難しい仕事の内容を小学3年生に教えるための手作りの紙芝居を面白おかしく作ってありました。児童が話に釘付けとなったところで、電源テスターを使った断線当てを2分間でできるかどうかを体験。これも児童には好評で我先にと協力しあって断線を探していました。

その他、実際の印刷物が細かな点の色から成り立つことをルーペで見てみたり、コピー機の色がイエロー、マゼンタ、シアンからなることで混ぜると何色になるのかクイズ形式で質問したり、事前に渡した様々な絵柄の裏に各児童の手形をコピー、それをラミネートして下敷きにして記念品として差し上げていました。

今回は保護者自らが子供達に親の仕事のやりがい・意義を伝え、考えさせるだけではなく、保護者としての家庭力、大人力向上にもつなげていくことを目標としています。自分の子供の前で講師となって授業をするのは少しやりづらいのではと心配していましたが、実際の授業を拝見すると堂々と時間配分も良く、子供に飽きさせないアイデアが盛り込んでおり、全くの杞憂でした。

子供達も普段の授業とは違った体験ができ、家に帰ったら親の仕事に興味を示すことでしょう。私たち青年部一同も客観的に授業を拝見し、今後のアントレ・キッズの講師のやり方の良い勉強ができたのではないかと思います。

【感想:岡山宇太郎】


【4年生クラス】家が出来るまで(未来の街つくり)

「担任の先生に頭の良くなる魔法をかけてみるぞ~。エイッ!」
こんな不思議なやりとりで始まったのは、住宅建設会社 永和住宅(株)の 天谷さんによる「家ができるまで(未来の街づくり)」の授業。

最初に、写真を交えたスライドを駆使して、家が出来るまでをわかりやすく説明された。家の基礎工事から木工事、内装工事、仕上げ工事までの流れを丁寧に説明され、「家というのはたくさんのいろんな人達の協力のおかげで建てられる。」ということを特に強調されていた。子供達もこれらの説明を熱心に聞き入り、「みんなで協力して一つのものをつくりあげることの大切さ」をよく理解した様子であった。

その後は、グループに分かれて、みんなで協力しながら「未来の街」を模造紙に描く時間。作業を開始する前に「時間(工程)を必ず守る」「わかりやすく伝える(発表する)」ことを子供達に約束させたうえで作業をスタート。子供達は、みんなで協力をしながら楽しそうに、大きな家や個性的な家、かわいいお店や野球場など、子供らしい発想で夢のある未来の街を次々に描いていた。作業の時間もしっかり守られ、質疑形式で行われた後の発表でも、子供達はどういう建物なのかを懸命に分かり易く伝えようとしていた。

今回の授業や作業を通して、子供達は身をもって「みんなで協力して一つのものをつくりあげることの大切さ」「時間を守ることの大切さ」「わかりやすく伝えることの大切さ」を学んだと思う。「仕事において何が大事か」がとてもよく伝わる授業であった。

授業の締め括りにはもう一回。
「しっかり授業を受けてくれたみんなにも頭の良くなる魔法をかけてあげよう。エイッ!」

【感想:石川裕夏】


       

【5年生クラス】おいしい牛乳がみんなの所に届くまで(牛の健康を守っているお医者さんの仕事)

       

私が拝見したのは県家畜保健衛生所 二本木さんの授業。子供達に身近な牛乳が自分の元に届くまで、獣医師の仕事内容がどのように関わっているかを説明されました。

       

実はリハーサル時点で仕事が多忙の為、「説明資料も作りかけで…。当日までに間に合うか…。」と言っておられたのですが、そんな不安はどこへやら、子供達が座る机の上には獣医師さんが使用する道具がずらり20種類近く。サポートの私も興味深々!

       

進行もクイズ形式を取り入れて、子供達の心をガッチリと掴み、仕事の内容を分かり易く伝え、体験コーナーでは、検疫服を着て病気治療時の大変さを体感したり、実際の検査内容を行ったり、生乳と乳製品の飲み比べ当てをしたりと、児童向けに工夫された内容でした。

糞をかけられたりと大変なことも多いけど、仔牛が産まれた時や病気が治った時の嬉しさなど、仕事のやりがいも伝え、最後にはどうすれば獣医師になれるか?大学をはじめ資格の内容や就職先の説明まで行っておられました(笑)

リハーサル時に企画書を拝見してから脱帽することばかり、サポートどころか私の方が勉強になりました。
今後のアントレ・キッズに活かしたいと思います。

【感想:菊祥行】


【6年生クラス】みんなで探そう「障がい」のある子のいいところ

軍手をして折り紙で鶴を折る。ピカチュー語だけで食べたいお菓子の名前を当てる。講師の社会福祉法人足羽福祉会 足羽学園の高村さんが出したそれらの課題は、お年寄りや障害を持つ方の苦労や、その方たちのお世話をする人たちの苦労を知る、とてもいい機会を子供たちに与えてくれたと思う。

授業を受ける子供達に、笑いと気づきを与える上手に工夫された授業であった。自分の子が通う学校で行う授業ということで、特別な思いがあったのでしょうか。この工夫と思いは、我々YEG会員が次に行うアントレ・キッズでは、大いに見習うべきであろう。

【感想:松岡茂】



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