2001年10月の調査「疲労とストレス調査」

3.精神的なストレスについて
 
8割が精神的なストレスを感じる
精神的なストレスを感じることが「よくある」(26.3%)「たまにある」(51.5%)を含めて77.8%と高く、4人に3人がストレスを感じていることになる。男女別にはほとんど差は見られなかった。年齢別には30代が同86.8%と最も高く、次いで20代(80.0%)、40代(76.0%)、50代(69.2%)と続く。


4.精神的なストレスの原因について( 3.で「よくある」「ときどきある」と回答した方対象)

ストレスの原因は「仕事」がトップ。事務は「会社の人間関係」で、営業は「仕事」で悩む
精神的なストレスの原因は「仕事上の悩み(人間関係を除く)」(62.3%)と最も高く、次いで「会社での人間関係」(40.6%)、家族のこと(24.6%)、将来・老後のこと(21.0%)と続く。職種別に見ると「仕事上の悩み」については事務が42.9%、営業・販売が64.1%、専門・技術が36.8%、「会社の人間関係」については、事務が44.0%、営業・販売が17.9%、専門・技術が26.3%と職種別に大きな差が出ていた。


5.精神的なストレスの症状について( 3.で「よくある」「ときどきある」と回答した方対象)

全世代「やる気や好奇心が失せる」が最も高い。
次いで20代は「イライラ落ち着かず」、30代は「話をせずふさぎ込む」、40代は「不眠」
精神的なストレスを感じた時の症状は「やる気や好奇心が失せる」(48.6%)と最も高く、次いで「イライラして落ち着かなくなる」(39.1%)、「言葉づかいが乱暴になる」(25.4%)と続く。年齢別に見ると20代は「やる気好奇心が失せる」(44.3%)、次いで「イライラして落ち着かなくなる」(37.7%)、「言葉づかいが乱暴になる」(26.2%)。30代は「やる気好奇心が失せる」・「イライラして落ち着かなくなる」(同37.7%)、次いで「誰とも話をせずふさぎ込む」(22..6%)。40代は「やる気好奇心が失せる」(36.0%)、次いで「不眠症になる」(19.2%)と続く。

6.精神的なストレスの日常への影響について( 3.で「よくある」「ときどきある」と回答した方対象)

日常生活への影響が多少なりともある人、6
精神的なストレスの日常生活への影響が「多いにある」(9.5%)、「多少ある」(47.4%)を合わせて56.9%にものぼる。