2001年10月の調査「疲労とストレス調査」

8.精神的なストレスの解消法について( 3.で「よくある」「ときどきある」と回答した方対象)

 男性は“寝る”、女性は“おしゃべり”で発散
精神的なストレスの解消法は「誰かと話をする(電話やメールを含む)」(57.2%)が最も多く、次いで「寝る」(47.1%)、「美味しいものを食べる・好きなものを食べる」(39.1%)と続く。男女別に見てみると、男性は「寝る」(38.5%)が最も多く、趣味に没頭する(30.8%)、誰かと話をする(26.9%)、「体を動かす」(23.1%)と続く。女性は「誰かと話をする」(59.2%)、おいしいものを食べる(39.8%)、ショッピングをする(31.6%)。男性は1人で、女性は大勢でわいわい発散するようである。

9.ストレス対策として求められているもの

20代・30代は「企業が職場環境を見直すべき」、40代・50代は「自己責任」で対処
精神的なストレス対策として求められているものとして、「企業が相談窓口を設置し、分担や職場環境の見直しをするべき」(37.9%)、「自己責任での対処」(33.1%)が多かった。年代別に見ると20代と30代は「企業が対処すべき」とする回答が「自己責任」15〜30ポイントを上回っていた。一方、40代と50代は「自己責任」が半数を占め、「企業が対処すべき」という意見を10〜30ポイント上回っており、世代による違いが見られた。